ニートくんの思考ログ

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ニートくんの思考ログ

FXで奨学金溶かしました!\(^o^)/

要約 人間を幸福にしない日本というシステム

 

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人間を幸福にしない日本というシステム (新潮OH!文庫)

 

現在の日本の官僚制批判が主な話です(^ω^)

 

2年ほど前に大学の課題図書として読んだ本です(^ω^)

内容は完璧に忘れていましたが

エッセンスメモを残しておいたおかげで、すぐに思い出せました

テキストの力は偉大ですね

 

この著書が書かれたのは、今から約20年ほど前ですが

この本に書かれている日本の官僚制の弊害は

今でも当てはまるように感じます(´-ω-`)

 

登場人物は、官僚、政治家、市民ですが

現在の日本のパワーバランスは不均衡で

事実上、官僚の独裁主義となっております

 

【政治家が官僚に弱い理由】

・国会答弁の原稿は官僚任せ

・法律も官僚が書いている

・ありとあらゆる情報と予算を官僚が握っている

・官僚を使いこなせるだけの頭が切れる政治家が少ない

 

以上の理由から、本来なら、官僚を手足として使うべき政治家が

逆に官僚の傀儡と成り果てているわけです(´・ω・`)

まあ、こんなことは、散々、メディアで批判されていることなので

わざわざ、改まってまで言うことでは無いですが、これが日本の現状です

官僚を排除しようとした民主党

あっという間に政権を返上したのは、記憶に新しいでしょう

 

f:id:neetkun2015:20160421183819j:plain

 

さらに、度重なる汚職とスキャンダルでのマスコミからのバッシングによる

市民の政治家に対する信頼感の低下が問題です(っ´ω`c)

投票率の低さからも分かるように

政治への信頼と関心が無くなると、民主主義は崩壊します

 

政治不信投票率低下⇒無能な政治家が選ばれる⇒問題を起こす⇒政治不信

 

このような、悪循環が起これば、官僚独裁が進みます(^ω^)

官僚は自分の省庁の利益を第一に考える

セクショナリズムに走る(そうしないと出世できない)ので

結果的に国益を損なうことにつながります

戦時中に一枚岩となるべき日本軍が陸軍と海軍で対立していたのと同じ構図です

 

f:id:neetkun2015:20160401172111j:plain

 

本来、そうならないように監視すべきなのが

政治家なわけですが、官僚独裁では機能不全に陥ります

市民は直接、官僚をどうにかすることができないので、お手上げです

官僚をコントロールできる政治家を選ぶ権利を持っている市民が

政治家嫌いによって、その権利を放棄している以上

永久に官僚独裁は続きます(´・ω・`;)

 

じゃあ、どうすれば良いかというと、話は単純で

投票に行って、有能な政治家を当選させれば良いのです(´・ω・`)

まあ、言うのは簡単ですね(笑)

 

結局、市民が主体的に政治に関わっていくしかないわけですが

それは理想論でしかないですし、現実的ではありません

この本でも、有効な解決策は提示されていません(´-ω-`)

まあ、そんな簡単に答えが出るわけが無いので当然ですが。。。

 

俺もどうしたら良いかは分かりませんが

とりあえず、投票には行きましょう!(`・ω・´)

 

以下、エッセンスメモ

 

【エッセンスメモ】

●市民とは政治的な主体である
●市民とは、身のまわりの世界がどう組織されているかに自分たちの生活がかかっている
●社会問題に対する消極性、無関心はシチズンシップ(市民の立場)の死を意味する
●市民にとっては、自分が現にどんな状況に置かれているのか、その現実を知ることが決定的に重要だ
●2つの重要な概念
シチズンシップ
→市民としての身分、市民権
②偽りのリアリティ
→権力者が一人一人の国民に対して、真実を説明する責任を回避し、マスコミもその事実を多くの人に伝えようとしない。それによって、社会には偽りに満ちた多くの情報が、あたかも真実かのように流され、人々はその虚像の中で生活をしているという状態を表したもの。一見、もっともらしいものが、人々への気付きを妨げてもいる
例:バブル経済、検察
●偽りのリアリティが日本の民主主義の障害となっている
●知は力なり、無知は無力なり
●知識の少ない個人は、社会的に上位にある者から、より簡単にコントロールされやすい

⇒政府は秘密主義になる
●物事をよく理解している市民は、既存の権力者にとって政治的な脅威になる
例:ナチスドイツ、北朝鮮、中国、徳川幕府
●現代でも、知る者と政治的に無知な者との分離が続いている
●秘密主義は日本の官僚独裁主義を成功させる必要条件である
●表向きのリアリティが、管理されたつくりものに過ぎないと時々は気付くが、結局、それを受け入れざるを得ない

⇒周りの世界は全てそれによって動いているからである
●日本人がこうした状況にはまり込んだ時、口をついて出るセリフが「シカタガナイ」である
●日本には昔から、仕方が無いと言えるようになれば、成熟した証拠だとみなす伝統がある
●シカタガナイという言葉が、家族や職場での、また大学や役所での日常的な政治的議論の結論になっている限り、日本人がより良い暮らしを手に入れる可能性はほとんど無い
●シカタガナイという一句を排除するには勇気が必要である
●官僚は、自分たちが後ろめたいことを始める時には、他人の関心を政治家の問題に逸らしてきた
例:政治家のスキャンダルに人々の関心を集めさせる
⇒そうすることによって、官僚は、日本の民主主義実現の障害は、日本の官僚独裁主義にあるという決定的な事実を覆い隠してきた
●政治家の公的役割は、公僕、すなわち、パブリック・サーバント(人々への奉仕者)
であるとされる官僚たちと人々との間を仲介することである。しかし、現在の政治家は、それができていない
⇒度重なるスキャンダルによって、人々の支持が無いからである。政治家は人々に信用されていない
●日本の民主主義は中身の無い貝殻のようなもの
●民主主義の形をした殻の中で実際に機能している権力システムは官僚独裁主義である
●世界中どこの官僚も現状を維持する技術に長けている
●官僚は基本的な環境の変化を極端に嫌う
⇒変化が彼らの省庁の権力にマイナスに働きかねないからである
●日本の官僚は現状維持に励むことを美徳であるとまで信じている
●法律はそれをつくった官僚たちの手中にある
⇒法律は官僚の道具である
●日本の司法システムも官僚たちの手中にある
最高裁判所は、最高裁判所事務総局に支配されており、その事務総局もまた法務省の保守的な高官に支配されている
●日本の公式の法律には、何が許されて、何が許されないか、明確に書かれていない
⇒公式の法律より、不文律のほうが強い。このため、隠れた、あるいは、半分隠れた取引や関係が生じる余地がものすごくある
●日本は闇権力の天国である
●様々な経済的、社会的統制の主要な形態は、そのほとんどが非公式のシステム、つまり、法によって規制されない制度に属しており、そのために、政治議論の対象にされない
●法律の明文規定によって、規制されていないということは、一般の人々が、官僚のような権力を持つ立場にある者に対抗する有効な手段を持たないことを意味する
●法律が軽んじられる結果、非公式の取り決めを蔓延らせ、その闇の取り決めが今度は、民主主義の実現に必要な諸制度や機関に対する露骨な妨害を許してしまうという悪循環を生んでいる
●日本の独裁主義的な管理者たち(官僚)が政治を支配する手段として、物事を曖昧なままにしておくことが極めて役に立っている
●大蔵省や通産省は、日本の産業発展を強制する中で、長い間、企業間の秩序に気を配ってきたが、もう一方の社会統制官僚(法務省、厚生省、文部省)は、国民の間において、秩序を保つことに優先的に関わってきた。彼らには、法の正義よりも秩序の方が重要なのである
●日本の官僚独裁主義によって維持されている秩序保持のための大がかりな統治システムそのものが、コントロールされずに野放しである
●これをコントロールする制度の確立に力を貸せるのは市民以外にいない
●官僚最大の任務は常に一般の民衆全体を管理することだった
●官僚制と民主制の対立は、我々の生きる現代世界の現実的ジレンマなのである
●処理能力の優れた効果的な官僚制を維持する一方で、政治の場では、官僚制に支配的影響力を持たせないようにする丁度良い官僚制とはどのようなものだろうか?
●これは、恐らく、近代民主主義社会が最優先に検討すべき問題である
●日本の市民は、官僚が日本ほど放任されている大国は無いという事実に気付くべきだ
●この抑制されない官権力の典型例が、軍官僚の仕組んだ真珠湾攻撃である
●政治家だけが、この大いに必要な政治的説明責任の中枢を確立できる
●最後の最後には、物事を変えられるのは、一人一人の市民しかいない

 

いまだ人間を幸福にしない日本というシステム (角川ソフィア文庫)

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人間を幸福にしない日本というシステム (新潮OH!文庫)

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