要約 脳の仕組みと科学的勉強法 ★★★★☆

はじめに

本日の本は、『脳の仕組みと科学的勉強法』です
脳をいかに上手く利用して記憶力を高めるかについて書かれた本です(´・ω・`)
 
この著書は、脳を上手く利用した記憶術について書かれています
 
脳の記憶は海馬という部位で製造され、大脳皮質に送られるのですが
多くの記憶は海馬で廃棄されてしまいます・・・(^ω^;)
 
そのため、知識を定着させるためには、海馬に重要な情報だと勘違いさせる必要があります
 
では、最も簡単に海馬を騙す方法は何か?
 
それは復習です!(`・ω・´)
 
何度も同じ情報を海馬に送ることによって、海馬はそれを重要な情報だと認識するのです
 
そして、復習の回数を減らすコツは勉強をする時にシータ波を出してやることです
 
シータ波を出すには興味を持つことが必要であり
覚えたい対象にまず興味を持つことが重要です(´・ω・`)

エッセンスメモ

●ストレスは記憶にとって天敵
→グルココルチコイドという悪玉ホルモンが分泌され、記憶力を低下させる
●覚えた直後に一気に忘れてしまうが
それを乗り越えて残った単語は割と長く記憶されるという傾向がある
→エビングハウスの忘却曲線にも示されている
●ストレスを少なくして、可能な範囲を無理なく覚えるのが肝要
●一度覚えた単語は無意識のうちに脳に蓄えられている
→無意識の記憶なので思い出すことは出来ない
●勉強において最も重要なことは復習である 復習は学習の鉄則
●無意識の記憶の保存期間は1ヶ月程度
→1ヶ月以内に復習をしなければ効果ナシ
●記憶は失敗と繰り返しによって形成され、強化される
→失敗が多いほど記憶は正確になる
●基礎を身につけてから難易度を上げていったほうが結果的に早く習得できる
→自分の学力レベルを見極めることが大切
●失敗は後悔するのではなく、反省して次に生かす
●何かを習得するには、まず大局を理解することが大切
●ある分野の理解の仕方を覚えると、他の分野に対する理解の仕方も上達する
例:野球→ソフトボール、英語→フランス語
●理解の仕方を覚えれば、異なる物事との間の法則性や共通点を見出して
より早く、より深く理解することが出来るようになる
●1つのことを習得すると、他のことに対しての学習能力も身につく
これを学習の転移と言う
→類似性が高いほど転移の効果も高くなる
●脳は使えば使うほど性能が向上する便利な記憶のメカニズムを持っている
●1つの科目を集中して勉強するほうが効率的
●物事の内容を連合させて、より豊富にすることを精緻化と言う
例:語呂合わせ
●単一のことを記憶するときでも、精緻化させたほうが良い
●語呂合わせは脳科学的にも非常に効率の良い
つまり脳にとって極めて負担の少ない能率的な暗記法である
●語呂合わせを使って覚えるときには、音声のリズムだけではなく
言葉の意味している内容を想像することが大切
●耳を使った学習は、目だけを使った学習よりも効率が高い
●勉強量と成績の関係は、単純な比例関係にあるのでは無く
むしろ等比級数的な上昇カーブを描く
●物事を習得する場合、努力の継続が必須条件
●一般的に勉強を始めてから効果がきちんと現れ始めるまでに
どんなに早くても3ヶ月はかかると言われている
●記憶は海馬で製造され、大脳皮質に保管される
●海馬は情報を選別する役割を担っている
→記憶する必要のある重要なものだけを取捨選択して、大脳皮質に送っている
●知識を定着させるためには海馬に、これは重要であると勘違いさせる必要がある
●最も簡単で海馬を確実に勘違いさせる方法は
何度も繰り返して同じ情報を海馬に送ることである つまり復習
●能率的な復習スケジュールは2ヶ月間に4回
1回目→学習してから1日後
2回目→学習してから1週間後
3回目→学習してから3週間後
4回目→学習してから1ヵ月+3週間後
●新しい知識や技法を身につけるためには
覚えたその日のうちに6時間以上眠ることが必須
●レミニセンスを引き起こすには睡眠が必要
レミニセンス→記憶したものがその直後よりも
数日経った後の方が明確に思い出せる現象のことを言う
●時間が記憶を適度に熟成させる
●毎日コツコツと少しずつやることが重要
例:1日6時間勉強するよりも3日間に分けて2時間勉強したほうが能率的である
●復習の回数を少なくする2つの方法
①刺激をシータ波の出ている状態で与える
シータ波→5ヘルツ程度の脳波 まどろみ状態、レム睡眠時でも観察される
アルファ波→10ヘルツ程度の脳波 リラックス時や集中した状態で現れる
ベータ波→20ヘルツ程度の脳波 緊張していたり、イライラ状態で現れる
②扁桃体の神経細胞を活動させる
扁桃体→海馬の隣にある脳部位 喜怒哀楽などの様々な感情を生じさせる場所
●シータ波は、新しいものや興味のあるものに出会った時に発生する
→興味を持っている物事は簡単に覚えられる
●覚えたい対象に興味を持つことが重要
●喜怒哀楽などの感情が生まれている時には、物事が覚えやすい
●空腹時には記憶力が上昇する
●室温は低いほうが学習効率が高まる
●学習は勉強時間が重要なのでは無い 大切なことは勉強の効率である