要約 読書について ★★★☆☆

はじめに

本日の本は、『読書について』です
読書という行為について批判的に書かれています(´・ω・`)
 
この著書は、本をとにかく読みまくる
「濫読」に対して批判的なスタンスを取っています
 
ショーペンハウアー曰く
本を読みすぎることは自分の頭で考える能力を低下させるらしいです(゚Д゚;)
 
しかし、一方で小林秀雄濫読を奨励しており
「本があふれている現代で、濫読をしないのは低脳児くらいだろう」
などと過激なことも言っております
 
俺的には濫読肯定派なんですが(でなければエッセンス・リーディングなどしない)
そもそもショーペンハウアー濫読に対して否定的なのは
読みっぱなしにしてしまうから
だろうと思います(´・ω・`)
 
現代でも多くの人々は本を汚すことを嫌って、線を引いたりしません
 
その結果、1回読んだだけで分かった気になって読み返すことをしない
つまり、自分の血肉にならず不消化のまま体外に排出されてしまう・・・( ;∀;)
 
それがダメなんだと言いたいんじゃないかなあと個人的には思っています(`・ω・´)
 
この格言が心に凄い響きましたので紹介しておきます
 
「頭の中は 本の山 永遠に読み続ける 悟ることなく」
 
(アレクサンダー・ポープ、詩人)

エッセンスメモ

●読書は自分で考えることの代わりにしかならない
●無知は人間の品位を落とすが
人格の下落が始まるのは、無知な人間が金持ちになった時だ
→貧しければ頭の中は仕事でいっぱい
これに対して無知な金持ちは、ただ情欲にふけるだけであり、家畜同然である
●本を読みすぎるのは、暇つぶしになるが、自分の頭で考える能力が失われていく
→機械の発達によって人間の内部の空洞化を引き起こすのと同じである
●本を読んでも、自分の血となり肉となることが出来るのは
反芻し、じっくり考えたことだけである

「頭の中は 本の山 永遠に読み続ける 悟ることなく」(アレクサンダー・ポープ、詩人)
 
「名誉心ある者なら、自分が書いた文章の下に署名する」(ルソー、哲学者)
 
「古人の書いたものを熱心に読みなさい。まことの大家を。現代人が古人について論じたものは、たいしたことはない」(シュレーゲル、思想家)
 
「濫読の害ということが言われるが、こんなに本の出る世の中で、濫読しないのは低脳児であろう。濫読による浅薄な知識の堆積というものは、濫読したいという向う見ずな欲望に燃えている限り、人に害を与えるような力はない。濫読欲も失って了った人が、濫読の害など云々するのもおかしな事だ。それに、僕の経験によると、本が多過ぎて困るとこぼす学生は、大概本を中途で止める癖がある。濫読さえしていない。 努めて濫読さえすれば、濫読に何んの害もない。寧ろ濫読の一時期を持たなかった者には、後年、読書が本当に楽しみになるという事も容易ではあるまいとさえ 思われる。読書の最初の技術は、どれこれの別なく貪るように読むことで養われる他はないからである。」(小林秀雄、批評家)