はじめに
Kindle Paperwhiteを購入したら
次は、本の電子化である
自炊に興味が湧きました(´・ω・`)
個人的には
基本は破壊自炊で
貴重書や図書館の本を非破壊自炊
といったように
使い分けるのが良いと思います!(`・ω・´)
後述しますが
自炊代行業者はオススメしません!(; ・`д・´)
自炊とは何か?
自炊=紙データの電子化
自炊とは
紙の情報をスキャナーで読み込んで
電子化することです(´・ω・`)
本や雑誌、マンガ、文書、プリントなど
紙情報ならスキャナーを使えば
すべて電子化可能です!\(^o^)/
個人での自炊は合法!
後述しますが
自炊代行業者に
自炊を依頼するのは
通常、著作権侵害で違法です(´・ω・`)
しかし、個人で自炊をし
それを私的の範囲内で楽しむのであれば
私的複製となり合法です!(`・ω・´)
もちろん
そのデータを他人に売ったりしたら
完全にアウトですので
絶対にしないでください!(; ・`д・´)
自炊の名称の由来は料理
自炊をする時は
通常、紙を裁断して
バラバラに分解します( ゚Д゚)
その様子が料理に似ていることから
書籍の電子化作業を
自炊と呼ぶようになりました(*^。^*)
自炊のメリット&デメリット
自炊のメリット
本棚が不要になる
電子書籍最大のメリット(´・ω・`)
本に空間を支配されないので
部屋にスペースができます
本を持つ必要が無い
紙の本って重いものだと
片手で持てなかったり
持ち歩くのが面倒だったりしますよね|д゚)
開いていても
勝手に閉じたりするのが
地味にストレスになります(笑)
電子書籍ならKindleやアプリで
寝転がりながらでも読めるので
非常に楽です(^ω^)
いつでも全ての本を参照できる
電子化してデータを
端末に入れている限り
どんな本でもすぐに読めます_(:3 」∠)_
本棚を持ち歩いているようなものですね
どんな文章や画像でも電子化可能
紙情報である限り
スキャナーを通せば
どんなものも電子化可能です
劣化しない
紙の本が経年劣化したり
濡れたり、燃えたりする可能性や
どこかに消失するリスクがあるのに対して
電子データなら劣化する問題はありません(゚∀゚)
文章のコピペが楽
本を電子化した後に
文字をOCRで認識させれば
文章のコピペができるので
メモも容易にとれます(^ω^)
自炊のデメリット
裁断で本がバラバラになる
破壊自炊だと
本を裁断する必要があるので
原型は留められません( ;∀;)
貴重書や思い出の本
図書館の本はできませんね・・・
ただし、非破壊スキャナーを使えば
問題はありません_(:3 」∠)_
機械が高い
まだまだ、自炊機械の値段は高いです(゚Д゚;)
しかし、レンタルもありますし
友達から借りるという手段もあります
2016年12月時点でのアマゾンの価格です
①非破壊スキャナー 約5万円
②通常のスキャナー 約4万円
③裁断機 約2万5000円
④OCRソフト 約7000円
手間暇がかかる
全て手作業であるため
疲れるし時間がかかります( ;∀;)
裁断機とか素人が使うのも
中々、大変です(゚Д゚;)
作業を効率化しても
裁断⇒スキャンで
1冊10分以上はかかるでしょう(´・ω・`)
まして、非破壊スキャナーだと
全ページをスキャンしなければならないので
破壊自炊より遥かに時間がかかります_(:3 」∠)_
自炊方法3つ
後述しますが
自炊代行業者は著作権的にアウトなので
やめといた方が良いです(゚Д゚;)
※著者に許可を取った場合は除きます
破壊自炊
一般的な自炊方法です(^ω^)
書籍を専用機械で裁断して
一気にスキャンします
破壊自炊のメリット
①まとめてスキャンできるので速い
②綺麗にスキャンできる
③裁断に慣れれば楽
④刃に触れない裁断機なら安全
破壊自炊のデメリット
①本は破壊される
②裁断機が必要
③裁断機に慣れるまで大変
非破壊自炊
本を破壊せずに
各ページをスキャンするため
貴重な本や思い出の本を残せます(*^。^*)
非破壊自炊のメリット
①本を破壊しなくて良い
②裁断機がいらない
③簡単にスキャンできる
非破壊自炊のデメリット
①非常に作業時間がかかる
②うまくスキャンできない
自炊代行業者に依頼
自炊代行業者とは何か?
自炊代行業者とは
所有者の代わりに自炊をして
利益を得ている組織のことです(´・ω・`)
本を段ボールに詰めて送ると
向こうで裁断と電子化をして
PDFファイルにしてくれます_(:3 」∠)_
本は戻ってきません
1冊数百円とかで
数日で納品されるようですね( ゚Д゚)
自炊代行業者のメリット
①全て丸投げなので楽
②100冊以下なら機械を買うより確実に安い
③数日から数週間で電子化される
自炊代行業者のデメリット
①自分で著者に自炊の許可をもらわないといけない
②数百冊を超えると自分で自炊した方が安い
③注文が殺到しているので数か月待ち
④違法な業者もあるので自己責任
ついに自炊代行業者が摘発される!
従来、グレーゾーンでしたが
先月、ついに業者が初摘発されました(; ・`д・´)
ここの業者は
自炊して得たデータを
ちゃっかり販売していたようです
かなり悪質ですね・・・|д゚)
自炊は私的利用が原則なので
他人に見せるのが目的だと
完全に犯罪です(´・ω・`)
業者が摘発されてしまえば
自分が送った本も電子化されずに
失われてしまうリスクもあります(゚Д゚;)
最高裁でも違法判決!
自炊代行業者が著作権を侵害していることは
最高裁の判決でも確定しています!(`・ω・´)
ゆえに、著者の許可を取らずに
本を電子化することは犯罪になるので
絶対にしてはいけません!(; ・`д・´)
著者の許可を取った場合のみOK
例外的に事前に
著者から許可を取っていれば
代行業者に自炊をしてもらうことは
法的にセーフとなります(´・ω・`)
破壊自炊と非破壊自炊と自炊代行業者の比較表
不慣れなエクセルでつくった
雑な比較表です(笑)
破壊自炊が一番オススメです!(`・ω・´)

破壊自炊と非破壊自炊の併用がベスト!
基本は破壊自炊
作業効率を考えると
非破壊自炊は非効率すぎます(゚Д゚;)
破壊自炊なら
裁断してスキャナーで
一気に読み込めるので
慣れれば、1冊あたり5分~10分で済むでしょう(´・ω・`)
裁断できない本のみ非破壊自炊
1冊数万円以上するような貴重書
あるいは、歴史的価値のある文献
または、図書館の本やアルバムなど
裁断が絶対にできない本もありますよね(*^。^*)
そういった本のみ
非破壊スキャナーを用いて
裁断せずに電子化するのが良いでしょう(´・ω・`)
自炊代行業者は使わない
確かに、手間やコストを考えると
代行業者の方が得な場合もあるかもしれませんが
いちいち、1冊ずつ著者に許可をもらうのは
かなり面倒だと思います_(:3 」∠)_
予約が殺到しているようで
数か月待ちらしいですし
なら、自分で自炊で良いかなあと感じます(*´ω`*)
デメリットは初期費用が高いこと
まあ、これは仕方ないんですけど
自炊するための初期費用は高いですね(`・ω・´;)
破壊自炊の初期費用は約6万5000円
非破壊自炊の初期費用は約5万円
OCRソフトは約7000円
全て揃えると
初期費用は約12万2000円となります
中古やレンタルにすれば
もっと費用を下げられますが
それでも、安くはないですね・・・( ;∀;)
機械が安くなるのを待つのも手
家電同様、この手の機械というのは
技術進歩も早く、コモディティー化によって
高品質で低価格のものが
手に入りやすくなります!(`・ω・´)
そのため、後、数年や10年ぐらい
本を残しておくのも
得策かもしれませんね_(:3 」∠)_
どうしても安く電子化したければ
レンタルするか
既に持っている友達に
借りるのも良いでしょう(*´ω`*)
とりあえず、早いとこ
紙媒体から電子化にする流れが
広まっていくと良いんですけどね(´・ω・`)
まとめ
①破壊自炊が一番効率良いのでオススメ
②裁断できない本のみ非破壊自炊
③自炊代行業者は著者の許可無しでは違法
④安くても初期費用は5万円以上かかる
⑤機械はレンタルも可能